テレコムスタッフの人々
小梁 一正 プロデューサー・ディレクター
- 社歴:
- 1996年入社
- 担当:
- NHK「グレートレース」プロデュース
- これまでの担当番組:
- フジテレビ「晴れたらイイねッ!」NHK「グレートネイチャー」「謎の天空遺跡 マチュピチュ大中継」
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わたしの学生時代
居酒屋でバイト漬けの日々でした。厨房・ホール・経理・マスターの肩揉み+運転手など未体験の世界が楽しくて、文字通り毎日働いていました。高校時代も3年間、休みなく部活に勤しんでいたので、生来、忙しくしているのが好きなのかもしれません。
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テレコムスタッフを志望した理由
机にかじりつく仕事は退屈だろうなと感じていた学生時代。寺社を建てる宮大工のドキュメンタリーを見て、すごく感動し、番組を作ったテレコムの試験を受けました。番組で描かれていたのは、伝統の世界で奮闘する若者たちと、厳しく優しく見守る棟梁の姿。今思えば自分は、この棟梁のように、尊敬できる先輩が欲しかっただけなのかもしれません。入社して20年ですが、おかげさまで何人か、そういう先輩と出会うことができました。
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就職活動の思い出
新人採用を担当しています。正直に言いますと、合否の明確な基準はなく、皆さんと対話することで「将来、どんなテレビマンになってくれそうか」ひとりずつ想像して、すごく輝きそうな人を「合格」としているのが現状です。一言で表すなら「十人十色」。テレコムはいろんな人間が、いろんな思いとこだわりで働いている会社なので、緊張せず、素の自分をぶつけてみてください。
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入社して驚いたこと
はじめに配属されたのが、キャンプや釣りなどを楽しむアウトドア番組。もともと人間ドキュメンタリーを作りたいと考えていたので不満でしたが、自然の中で仕事するのが心地よく、気づいたら20年間、ずっと自然に関係する番組を作ってきました。
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わたしが作りたい番組
誰も言ったことがない自然を取材した番組(南極・宇宙)
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学生へのメッセージ
テレコムスタッフは、自分にとってすごく居心地の良い会社です。その理由は、スタッフの人格を大事にすることかもしれません。新人の頃から自分の意見を求められ、中堅時代は自分の企画で番組が作れるように鍛えられ、ベテランになると、やることをやっていれば文句は言われない。一貫して自分がどうしたいかを問われ続けるので、空想を広げたり、ものを考えるのが好きな人には最適な環境だと思います。就活をしていた頃の自分は、そんなに主体性が強いわけじゃなかったんですが、仕事に取り組んでいるうちに、気づいたら企画を書けるようになり、番組も作れるようになっていました。この仕事は簡単ではありませんが、打ち込む価値のある奥深い世界だと思います。少しでも興味があるようでしたら、応募してみてください。よろしくお願いします。
PとDを兼務する、
極寒の1週間
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月MON
プロデューサー(P)として、予算を計算/スケジュールを検討
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火TUE
ディレクター(D)として、カナダの北極圏へ移動
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水WED
Dとしてロケ1(犬ぞりで山奥へ移動/−30°Cのキャンプ)
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木THU
ロケ2 オーロラの撮影(22時~26時)
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金FRI
ロケ3 曇天 撮影なし/Pとして宿で企画書作成
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土SAT
ロケ4 曇天 撮影なし/Pとして他のDの原稿を添削
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日SUN
ロケ5 オーロラの撮影(22時~26時)